借りるときに知っておきたいこと
相場、予算、物件選び、契約・解約、入居、退去時の注意点まで。
不動産を借りるときに必要な基礎知識をまとめました。
5 - 3 不動産広告の見方(応用編)
不動産広告の表示規約で表示を定められた項目以外にも、
賃貸物件の特徴を紹介するための様々な情報が、不動産広告には記載されています。
これらの情報も正しく理解しておくと、住まい探しに有益となります。
POINT1 物件広告によく記載される情報も確認する
POINT2 知っておきたい不動産広告の不当な表示
物件広告によく記載される情報も確認する
実際の物件広告には、様々な情報が記載されています。以下の情報は、不動産広告に必ずしも表示しなければならない項目ではありませんが、重要な項目も多いので、不動産会社に確認するようにしましょう。
※各項目(赤)および吹き出しをクリックすると詳しい説明が確認できます。

※この表示例は新聞折込チラシの場合のものです
1.更新料
賃貸借契約を更新する際、契約内容に応じて借り主が貸主に支払う費用です。一般的に、賃料の1ヶ月分の場合が多いですが、更新料を設定しないこともあります。
ただし、地域の取引慣習や契約内容によって、更新料が必要な場合、不要な場合がありますので、確認が必要です。
「普通借家契約と定期借家契約」を参照
4.間取り図
物件の間取り図は比較的掲載されることが多いようです。各部屋の広さやつながり方、収納の有無などを確認することができます。なお、間取り図に「図面と現況に相違ある場合には現況優先とします」といった主旨の文言が入っていることが多いので、最終的には、自分の目で確認することが大事です。
知っておきたい不動産広告の不当な表示
以下の例は、表示規約に違反する項目を含む、不当な表示例です。このように、表示されるべき項目がなかったり、誤解を招くような表現がされている広告には注意しましょう。
※各項目(赤)および吹き出しをクリックすると詳しい説明が確認できます。

※掲載情報は【不動産ジャパン】サイトより転記しています。